WE ARE NOT PESSIMISTIC... / ENDZWECK (CD)
個人的に最重要で多大な衝撃を受けたENDZWECKの1st。
前身バンドのCABLEは全く知らないので、どのようなサウンドなのか分からないが、この1stの時点で彼らが既に独自性を確立している点が衝撃をもたらしたのだ。
印象的なアルペジオとリフ、燃え尽きるかのように言葉を吐き出すボーカル、リズム隊の力強さ、全てが一体となり、起伏のある展開は激しさと速さをもたらし、何とも言えない哀愁さを醸し出す。
鳥のさえずりで演出する始まりと終わり。一つのドラマを音で体験するかのような錯覚さえ覚える。素晴らし過ぎる。
ジャケットもCLOSUREを彷彿とさせる木をモチーフとしたもので良い感じだ。つまり、僕にとって、この音源は完璧だとさえ言えるのだ。
どうしようもなく、気分が滅入った時に僕はこの音源を聴く。そして、自分自身を奮い立たせる。つまり、僕にとって、一種の安定剤的音源なのである。
