2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

hand me down/FALLING FORWARD(CD)

アメリカのエモーショナルハードコア、ポストハードコアバンドの1stアルバム。CD盤はシングル曲が追加されている。 SupertouchやEndpointなどのバンドに通じるエモーショナルなボーカルライン、荒々しさを若干残しつつ、アコギやメタリックなリフをアクセン…

true till death/CHAIN OF STRENGTH(7inch)

Justice Leagueのメンバーを中心に結成されたアメリカyouthcrewSxEバンドの1stシングル。 解散後にリリースされたディスコグラフィーアルバムに全曲収録されている。正直言って、この手の音を聴かなくなった自分にはアルバム一枚はきつい。だけど、タイトル…

st/FRIENDS UNSEEN(7inch)

スウェーデンの女性Voエモバンドのシングル。 A面は疾走感→静からミドルテンポな展開へ。B面は染み渡るクリアトーンボイスと静寂感を引き立てるリフやフレーズ、シンプルなコード進行が秀逸。徐々に感情を高めるボーカルと轟音ギターはラストへ向かって響き…

some fun/PSYCHOTIC YOUTH(CD)

スウェーデンのポップパンクバンドの3rdアルバム シンプルで、メロウなロックンロールスタイル。メロディアスなメロディーにスピード感を強調し、ハイテンション気味にアップテンポなリズム感は聴く者をハイテンションな気分へ導いてくれるかも知れない。 実…

outbound/PURUSAM(CD)

スウェーデンの叙情派New Schoolバンドの1stシングル。 次第にメタル色を強めていく彼らだが、この頃は同郷のShieldなどを彷彿とさせるNew Schoolハードコアの部分が強い。 男女ツインボーカルスタイルという当時は珍しかったであろうスタイルで、アコギ・パ…

life as a balancing act/IN DYING DAYS(CD)

カナダの叙情派New Schoolバンドの1stアルバム。 ツーバスや邪悪なリフに絶叫ボーカルやスポークンボーカルをうまく織り交ぜながら、突如現れるエモーショナルでドラマティックな展開は独特。叙情派New Schoolサウンドと同郷のGradeやKeepsakeの1stを思わせ…

st/PEU ETRE(7inch)

フレンチ激情エモバンドの1stシングル(だと思う)。 全体的に負のイメージだが、気持ち良さを感じる。悲痛なボーカルや陰陽感を生み出すギターがそれぞれ独自のカラーを持ち、独特なエモーショナルさを醸し出している。突如、前面に出てくるベース音もシンプ…

st/PROZAC MEMORY(7inch)

EBULLITIONのコンピにも参加しているアメリカのSxEエモバンドの2ndシングル。 1stシングルはパンク色が強かったが、この音源ではパンク色は薄れ、エモーショナル度が強まっている。 2曲入りで、荒いギター音や太いベースラインは共通してるが、動のA面と静の…

transistor theory and circuits made simple/staynless(CD)

アメリカのポストハードコアバンドの1stアルバム。 1996-1999年と活動期間は短く、何枚かのシングルもリリースし、解散後も大手インディーレーベルのコンピに幾つか参加しているが、その割には評価も知名度もないように思えるのがとても残念。 繊細さと絶妙…

wasser kommt wasser geht/CAPTAIN PLANET(CD)

ドイツの疾走系エモバンドの1stアルバム。 この手のバンドは正直言って食傷気味で興味すら失っていたが、この音源は別。 ミニマルコンパクトなリフとフレーズの目まぐるしい応酬にセンスを感じる。どこか回顧録的な懐かしさを感じながら、同時に新鮮さが同居…

knock yer block off/SLOPPY SECONDS(CD)

1985年に結成されたアメリカのポップパンクバンドの2ndアルバム。 1stよりもメロウなパートが増えた感じがする。オタク色満載のインナーや異色のサンクスリストには映画監督や俳優、アメコミヒーロー、日本のゴジラがクレジットされている。 映画ヒーローを…

most important value/49 MORPHINES(CD)

韓国の激情ハードコアバンドの1stミニアルバム。 こういうタイプは向こうでは珍しいそうで意外な感じがする。オールドスクールなリズムライン、激情感たっぷりの泣きまくりギター、哀愁さを含んだ悲痛なエモーショナルなメロディーラインは叙情的に聴覚を刺…

discography 1994-1997/ANASARCA(CD)

アメリカのポストハードコアバンドの音源を集めたアルバム。 DCをベースに活動していたが、DCっぽさは全く感じない。同時期に活動していたバンドは数多いが、線香花火の様に強烈で、一瞬の輝きを放つ楽曲群は完成されている。 同時期のGlendale,Dead Wrong,I…

percolater/ALL(CD)

Descendentsのメンバーが結成したアメリカのポップパンクバンドの5thアルバム。 現在も活動する彼らの中期に置ける集大成的アルバムだと思うし、ボーカルであるScottの歌声は非常にエモーティブ。アルバム一枚通して聴くのは今は辛いと自分でも思うが、Nothi…

another broken promise/MISPRINT(CD)

1996年に結成されたスウェーデン・エモバンドの1stアルバムでラストアルバム。 結成当初は高校生で、この音源リリース時も恐らく10代だと思われるが、落ち着いた楽曲群にはその面影は伺えない。mid90'sエモが好きな僕にはど真ん中ストライクな音源。 貫禄感…

channel static blackout/KRAKATOA(CD)

ThreadbareとHarvestのメンバーが92年に結成したアメリカのハードコアバンドの1st&ラストアルバム。7曲入り。 メンバーの音楽的嗜好が強く出た音楽性と思うが、メタル色が非常に強い。この音源がハードコアなのか人によって意見は分かれるだろう。ギターソロ…

incision/VENUS BEADS(CD)

90年代前半に活動していたイギリスのパンクバンドの1stアルバム。 House of Loveのメンバーがプロデュースしている点から、その手にジャンル分けしているサイトもあるが、Husker Du系のバンドに影響を受けたパンクサウンドだと思う。ただ、多少オルタナやギ…

rochambeau/FARSIDE(CD)

解散しているが、Hard Stanceのメンバーも在籍していたアメリカのエモ、ポストロックバンドの1stアルバム。Zach(Rage Against the Machine)もギターリストで一時在籍していた時期があったが、彼もHard Stanceのメンバーだったから、その線だろう。 90年初頭…

split/SHOTMAKER,WARTERSHED(7inch)

st/SHOTMAKER,WARTERSHED(7inch) カナダのポストハードコアバンドのスプリット音源。各バンド2曲ずつで全4曲収録。 Shotmarkerは孤高感ある独特のサウンド。ベースラインにそれを強く感じる。ミドルテンポな展開を基本に因美的なダーク感が漂うサウンド。 Wa…

gatefold/ORCHID(CD)

アメリカ・エモバイオレンス・バンドのラストアルバム。 数あるレビュー、国内外を問わずにその音楽性ばかりが語られているが、僕は悲しい。何か重要な事を見落としてるんじゃないかと思う。このジャケットに僕は見覚えがあった。音楽以外にも伝えたい事をジ…

diary/SUNNY DAY REAL ESTATE(CD)

昨年、再結成も果たしたアメリカのエモバンドの1stアルバム。1994年、年も押し迫った時期にシンガポールの古ぼけた雑居ビル内のギターポップ&オルタナ系のレコード屋内で流れていた一枚。 帰国するか否か選択を迫られていたのだが、帰国する決意のきっかけの…

as we quietly burn a hole into.../NAVIO FORGE(12inch)

Admiral,Fuel,Sawhorseのメンバーが結成したバンドが唯一残した単独音源。 Fuelと比べても遜色の無いポストハードコアサウンド。激しさや悲壮感が深く鋭く迫る楽曲。聴いてみて、何も感じ取れないなら、それは凄い損失だと思う。わずか2回のライブで解散した…

st/TRIBUTE(7inch)

イギリスのポストハードコアバンドの1stシングル(だと思う)。 2曲収録だが、印象は全く違う。A面はmid90'sの激情系バンドを彷彿とさせる。逆にB面はエモーショナル度が高く、全く逆の印象を受ける。12 Hour Turnの初期に近いかな。でも、コンピではカオティ…

split/BABY HARP SEAL,KOSJER D(7inch)

イギリスとベルギーのバンドのスプリット音源。Baby Harp Sealは2曲,Kosjer Dは1曲収録。 Baby Harp Sealは荒々しいエモサウンド。このバンドのファンには申し訳ないが(別の音源で改めてレビューします)、Kosjer Dのインパクトが強烈すぎて全て打ち消してし…

st/MAGGAT(7inch)

ドイツの激情エモバンドの1stシングル。 静から動へ一気にエモバイオレンスな展開は最高。エモーショナルなパートやジャズティストなパートもあるのだが、そこからの爆発的激情的展開は最高としか言えない。 all words are broken.now my ship is sinking...…

building/SENSE FIELD(CD)

Reason to Believeのメンバーを中心に1991年に結成されたアメリカのエモーショナル・ハードコアバンドの3rdアルバム。僕の原点的バンドの一つ。 前作からの路線を継承しつつ、さらに輪郭をくっきりと明らかにし、エモショーナルなメロディーは濃度を増し、激…

st/SAMIAN(CD)

アメリカのエモーショナルパンクバンドの1stアルバム。生まれて初めて聴いたエモーショナル系バンド。 当時、千歳船橋在住だった僕は隣町の経堂にあったパンク系レコード屋へ良く通っていた。中古の棚にあったこの音源、このバンドの存在なんてもちろん知ら…

the transient effects of light on water/THIS DAY FORWARD(CD)

1996年にアメリカ・ペンシルバニアで結成されたカオティック叙情派ニュースクールバンドの2ndアルバム。 一貫した攻撃的サウンドに発狂寸前の絶叫ボーカルが強烈だが、時折入り込む叙情的パートやエモ的ボーカルが雰囲気を和らげている。 Cave In,Converge,T…

tranzophobia/MEGA CITY FOUR(CD)

イギリスのパンクバンドの1stアルバム。僕の原点的音源の一つ。 80年代終盤のイギリス、LeatherfaceやSnuffなどと共に一大シーンを築いた感があるが、実際にはどうだったんだろう?軽快で軽やかなテンポやリズム感、荒々しさや勢いを感じるギター音、全てをWi…

alex put something in his pocket/THE MEICES(7inch)

アメリカ・サンフランシスコのポップパンクバンドの2ndシングル(3rdかも)。タイトル曲は彼らの代表曲であり、マイフェイバリット・ポップパンクソングの一つ。 シアトルのFastbacks(このバンドも大好きだ)と親交が深い彼らは後にグランジ色を強め、時代の流…