2012-01-01から1年間の記事一覧

there is still some hope-NATURE LIVING(CD)

日本・東京のエモバンドの2ndミニアルバム。Start of The Dayのメンバーなどが在籍。 叙情派ニュースクール系のフレーズやリフ、絶叫系コーラスと多彩な展開、前作より初期衝動的な勢いが伝わってくる。静動ある展開と様式美を感じるフレーズやリフ、コーラ…

grass is greener-NEIGHBORLY(CD)

アメリカ・エモバンドが残した唯一のフルアルバム。2000年にSun Sea Sky Productionsから再発された。Skiploader、Shufflepuck、Sunday's Best、The Kite-Eating Treeなどのメンバーが在籍。 繊細さとダイナミズムを最大限に追求した楽曲は、Sunday's Bestの…

liquid glass-WHIRLPOOL(CD)

アメリカ・インディーロックバンドの2ndアルバム。Sense Field、Final Conflict、Means Season、Outspokenなどのメンバーが在籍。 1stアルバムはPixiesの影響が色濃く、彼らの二番煎じ的な意味合いしか持たないが、この2ndアルバムは前作とは全く違う音源と…

s/t-THE NOW(CD)

アメリカ・カオティックハードコアバンドの1stシングル。多分、唯一残した音源だと思われる。Joshua Fit for Battle、Welcome the Plague Year、Neil Perry、Canephora、Hot Cross、Superstitions of the Sky、Track Of Monarchs、Get Fucked、Tornado of Kn…

it won’t sound any better tomorrow-MOPED(CD)

アメリカ・ギターポップ/インディーロックバンドが残した唯一のアルバム。 男女ツインボーカルが奏でるサウンドはエモーショナルの嵐に晒され、絶妙なスピード感と哀愁系ギターが聴く者の感情に拍車を掛ける。90'sエモと共通するエモーショナル感が感情のコ…

for keeps-THE FIELD MICE(CD)

イギリス・ネオアコ/ギターポップバンドの3rd(ラスト)アルバム。 前作まではネオアコ色が強く、80年代のバンドの影響も強く感じたが、今作は一転してギターポップ色と独自性が強い。オープニングナンバーの幻想的で透明感溢れる世界観に花を添える女性ボーカ…

atta girl-HEAVENLY(CD)

イギリス・ギターポップ/インディーロックバンドの5曲入り5thシングル(CD盤は6thシングルも収録)。日本盤の3rdアルバムにはボーナストラックでこのシングルが収録されている。 バラエティー豊かな曲構成だが、タイトル曲が飛びぬけている感が強い。女性を勇…

s/t-LAST DAYS OF APRIL(CD)

スウェーデン・エモバンドの1stアルバム。Bufferinsとのスプリット音源で存在を知り、東京中で初期音源を探したんだが、音源が置いてあったのは御茶ノ水ユニオンのアウトレット館と練馬・中村橋の中古ゲーム屋(千川通り沿い)だけだった。近所に売った人間が…

save it-SHADES APART(CD)

アメリカ・エモーショナルハードコアバンドの3rdアルバム。プロデュースは、Descendents/AllのBill StevensonとStephen Egerton。両者は4thアルバムもプロデュースし、同時期に両者は数多くのパンク/パワーポップバンドのプロデュースを担当している。 個人…

first seven inches... and then some-SLOPPY SECONDS(CD)

アメリカ・ポップパンクバンドの初期シングルを収録したコンピレーションアルバム。 アメリカのオタク文化を愛するパンクバンドが放つサウンドはパンクロックの奥深さを改めて思い知らせる。パンクロックのあらゆる題材を音楽として発信する幅広さは他ジャン…

it’s gigantic!(the singles 1992-1994)-GIGANTOR(CD)

ドイツ・メロディックパンクバンドの初期シングルコンピレーションアルバム。バンド名は日本産アニメ鉄人28号の海外版タイトルから取られている。 日本の80年代パンクバンドのラフィンノーズ、コブラ、スタークラブ、スターリンの代表曲をカバーするなど、カ…

turn up your stereo-GRAMPUS EIGHT(CD)

イギリス・メロディックパンクバンドの1stアルバム(ラストアルバム)。The Down And Outs、Crocodile Godなどのメンバーが在籍。 The Wedding Present'sを彷彿とさせるカッティングギターが冒頭を飾る。心地良いミドルテンポなスピード感、青臭さが漂うメロデ…

the bloated vegas years-DOCTOR BISON(CD)

イギリスのパンクバンドの初期シングルなどを収録した編集盤。Leatherface、Absなどのメンバーが在籍。 哀愁漂うメロディックパンクをベースとし、ボーカルが独特。アメリカのカントリーミュージックなどに影響を受けたかのような印象を与える。安心感をもた…

the sound of a new world being born-CRIMPSHRINE(CD)

アメリカ・ポップパンクバンドの編集盤。Fifteen、Operation Ivy、Rancid、Shotwell Coho、Pinhead Gunpowder、Sweet Babys、Tiltなどのメンバーが在籍。80年代後半から90年代前半に活動したこのバンドの音源がリリースされたのは狂喜に値する。 イースト・…

distant-SARGE(CD)

アメリカ・エモ/インディーロックバンドの3rdアルバム(ラストアルバム)。 80年代のイギリスのポップソングを2曲カバー(ワムとシンディー・ローパー)。斬新さは無いが、全てを包み込むエモーショナルセンスが懐かしさを呼び込む。正に号泣エモーショナルカバ…

the great rock ’n’ roll swindle-SEX PISTOLS(CD)

イギリス・パンクバンドのドキュメンタリー映画のサントラ盤。初公式公開時にパルコ劇場で観たような気もするが、定かではない。ロッキー・ホラー・ショーは完全に記憶に残ってるが。 ドキュメンタリー映画と書いたが、バンド側の視点では無く、バンドの仕掛…

beerpig-LEATHERFACE(7inch)

イギリス・メロディックパンクバンドの4曲入り1stシングル。1stアルバムは前年にリリースされている。2ndアルバムの日本盤にはボーナストラックで全曲収録されている。解散していたが、再結成している。 昨夜のスカパーBSは無料放送で、フジロックの番組を放…

what april showers bring...-V.A.(7inch)

アメリカ・エモ/ハードコアバンドの4バンド4曲入りシングルで、Ape Records第一弾リリース。ちなみにフランスでも同時期に同名レーベルが存在し、そちらの第一弾リリース・シングルも所持している。フランスの方はAnomieなどをリリース。 キンコーズで4時間…

dead end tracks-QUETZAL(CD)

ベルギー・エモ/ポストハードコアバンドの2nd&ラストアルバム。 1stアルバムはストレートな展開が多かったが、このラスト作は日本のバンドにも通じる繊細さと多彩な展開が特徴的。その世界観はEnvyの名作3rdアルバムに匹敵するかのような錯覚を引き起こす。…

never stop attacking-SEVEN DAYS OF SAMSARA(CD)

アメリカ・カオティック/激情ハードコアバンドのシングルやスプリットシングルを収めた編集盤。 Akarsoとのスプリットシングルは包装紙などで作られた完全DIYな音源で、収録曲である"a new anthem for the T-shirt revolution" も文句無しな1曲だった。普段…

flash-RED FIVE(CD)

アメリカ・オルタナティブロックバンドの1stアルバム(多分)。 パンクやポストロックと定義しているサイトもあるが、ロックンロールをベースにしている点だけは合意。オープニングナンバーはPixiesそのものだが、後はThe Muffsに近いロックンロールをベースに…

future plans undecided-ELEMENT(CD)

アメリカ・メロディック/ポップパンクバンドの1stアルバム。Tooth&Nail Recordsから再発され、バンド名をElement 101に改名。ActionReaction、Evelyn Hopeのメンバー在籍。 ギターがメロコア系特有の感じを受けたが、プロデューサがMxPxのメンバーという事で…

s/t-SHUFFLEPUCK(CD)

アメリカ・パワーポップバンドの唯一のフルアルバム。Avant Garde、Nerf Herder、Big Drill Car、Neighborlyなどのメンバー在籍。 同時期のパワーポップバンドよりメロディー重視の楽曲はどこかセンチメンタルでクラシックな雰囲気。スピード感を抑えたミド…

run the easting down-BOX THE COMPASS(CD)

アメリカ・エモバンドの1stアルバム。2002年にEndzweck(Cosmic Note)招聘によりUnder A Dying Sunとジャパンツアーも敢行。初台Wallで自分も観た。迎え撃つ日本勢バンドも自分好みのバンドばかりだった(EnvyやFive Jinds Squareなど)。この直後のDip Leg新体…

richmond motel-RIVER CITY HIGH(CD)

アメリカ・エモバンドの4曲入り1stシングル。Red Leader Recordsから1000枚限定でリリースされ、Big Wheel Recreationから再発。更に1st&2ndを一枚に収めた編集版もリリース。再発された経緯から、グランジやメロディックパンクからエモへと注目が移りつつあ…

bluette-POLLEN(CD)

アメリカ・ポップパンク/パワーポップバンドの1stアルバム。日本のHusking Beeとスプリット音源をリリースしていた記憶がある。後期のアルバムは日本盤でもリリースされている。 流れるように湧き出る印象的なギターフレーズや心地良い疾走感はドリーミング…

the glass intact-SARGE(CD)

アメリカ・エモ/インディーロックバンドの2ndアルバム。3枚のアルバムをリリースしているが、このバンドを知るきっかけとなった某コンピ収録曲"beguiling"が収録されているこの音源をまずはレビュー。エモやインディーロック、ポップパンクなどの要素をミッ…

2nd demo-ALLOWED(CDR)

日本・愛知のエモバンドの4曲入り2ndデモ。Navel、Same Place Empty、Nine Curveのメンバー在籍。 オープニングのインストナンバーは90'sエモ好きは堪らないストライクナンバー。2曲目以降は対照的に情熱的で哀愁漂うエモーショナルナンバーが並ぶ。轟音と屈…

milo goes to college/DESCENDENTS(CD)

アメリカ・メロディック/ポップパンクバンドの1stアルバム。SST Recordsから再発。1978年に結成され、幾多の活動休止期間を経て、今年の4月に初来日公演を果たす。自分はAll世代で初来日も観ていて、このバンドも90年代に来日してるのなら観ていたと思うが、…

bionic parts-MOCKET(CD)

アメリカ・インディーロックバンドの1stアルバム。LYNC、Satisfactなどのメンバー在籍。オリンピアで結成され、人口4万人だが、幾つものレーベルとバンド、ライオットガールの聖地的な意味合いを持つ小都市は世界でも類を見ない。このアルバムもオリンピアの…