2004-10-01から1ヶ月間の記事一覧
イギリスのTHE WEDDING PRESENTSの1st ALBUM。 イングランドサッカー・名ストライカーの名前をタイトル名に付けた所辺りに、サッカー発祥の地らしさを感じる。 彼らのサウンドを例える時、その1つの例として高速ギター・カッティングが挙げられるが、そのあ…
音楽的完成度や評価はMETAL BOX、FLOWERS OF ROMANCEの方が高いPILの1st。 しかし、JAPANもそうだったように、音楽的進化の過程という意味では非常に重要なアルバムで、音楽的価値は高い。 ボーカルの在籍したパンク・バンドSEX PISTOLSの痕跡を微塵の欠片も…
アメリカの激ポストハードコアバンドUNWOUNDの1991〜1997年までのシングル、コンピに収録された曲をまとめたディスコグラフィー盤。 NYアンダーグラウンド、ダブ、USハードコア、オルタナティブ、激情・カオティックHC、DCサウンド、ポスト・ロック・・・あ…
オーストラリア・日本人で編成された東京をベースに活動する激情カオティックHCバンドのデモ。 2003年のある日、訪れたスタジオ・ライブで凄いバンドがいるという情報を聞き、観に行ったバンドが彼らだった。 混沌としながらも圧倒的なライブ・パフォーマン…
個人的に最重要なバンドCLOSUREのミニアルバム。 始まりはLPだった。このバンドについては何の知識も無かったが、木をモチーフにし、淡い青系で塗り固められたジャケットに何故か惹かれるものがあった。 レコードプレーヤーに針を落し、流れ出るサウンド、と…
フランスの激情ハードコア・バンド。 ENVY,YAGEを彷彿させるサウンドに目新しさはないものの、好きな人にとっては堪らないサウンドだ。僕もその内の一人だ。 特に4曲目はENVYに影響を受けたのか?と思われるサウンドで、激情でドラマティックなサウンド。彼…
東京を拠点に活動するANODEの1st single。高知の男道レコードからのリリース。 ENVYの初期を彷彿とさせる激情系ハードコアを軸にしているが、このバンドは音源よりライブを観た方がいい。 もちろん、音源がライブより劣っているのではない。とにかく壮絶の名…
東京を中心に活動するGAUGE MEANS NOTHINGの1st EP。vocal & bass guitarの笠沼氏が運営するレーベルENDLESS NAMELESS RECORDSからのリリース。 アナログ盤は収録曲違い&ジャケット違いでアメリカのi've come for your childrenからリリースされています。 …
NOT SUPERSTITIOUS RECORDSのオーナー町田氏が在籍したバンド07:47の唯一の音源。 女性ボーカルのバンドは数多く、類似点の共通するものも多いが、このバンドは一ランク上なのでは? 切なく歌い上げる女性ボーカルのメロディーラインと繊細的なフレーズを織…
カナダの良質なレーベルANIMA RECORDS(r.i.p)からリリースされた、カナダの発狂エモバイオレンスJONAHの1stシングル。 不協和音全開のリフ、エモーショナルなフレーズ、絶叫ボーカル、それらを一定感の暗さの中に保ちながら、ダイナミックに展開し、突き進む…
非常に完成度の高いサウンドを聴かせるアメリカのCATHARSISとハンガリーのNEWBORNのスプリットCD。CATHARSISは1曲、NEWBORNは3曲の収録。 CATHARSISは壮大で厳粛なピアノのイントロから始まり、ドラマティックに展開していく。 メタリックでドラマティックな…
ピンクのジャケットから連想されるものとは無縁と思われる激情系ハードコア・サウンドを聴かせるアメリカ・オーランドKITE FLYING SOCIETYのアルバム。 感情の高まりを抑えきれずに重なり合う絶叫ボーカルと絶叫コーラスには悲壮感さえ漂い、時に激しく、時…
ドイツの隠れたグレイト・レーベルFLOWER RECORDSからのリリース。バンドもドイツ。 ちなみに、この音源は既に廃盤で、バンドも存続していないと思われる。 レーベルの説明ではNEWSCHOOL/METAL/EMOとなっているが、そう言われればそうだとも言えるサウンドで…
東京の激情エモーショナル・ハードコアの1st single。全3曲。 デモ・テープの7インチ化ということでありがたいことです。 どことなく昭和の香り漂うSEに、フィードアップしながらリフは纏りつき、その世界は始まる。 印象的なエモーショナルなリフとフレーズ…
アメリカ・フロリダの女性ボーカル・エモーショナルバンドの2nd。1st ALBUMを完全に超えた傑作。 サウンドは、ボーカルだけ取ればビョーグやフレンテなどを彷彿とさせるが、決定的な違いはメンバーの殆どがハードコア・バンドを通過している点だ。 メンバー…
1980年前後のイギリスで起こったECHO and THE BUNNYMEN、TEARDROP EXPLODESと言ったバンドを中心とし、盛り上がりを見せたネオ・アコースティック・ブーム。 そのフォローワ的サウンドで密かに注目を受けたTHE MIGHTY LEMON DROPSの3rd ALBUM。 このアルバム…
東京の叙情派NEW SCHOOLバンドSWARDのデモ。 フロリダのNEW SCHOOLバンドSLEEPING BY THE RIVERSIDEとのスプリットアルバムに収録されているover and overを含む全2曲。 このデモでは女性Ba兼Voが在籍しています。 静と動を緩急をつけ、哀愁さ漂うメロディー…
2002年JAPAN TOURも記憶に新しい彼らの1stALBUM。 起伏のあるパートを織り交ぜながら、繊細さと激しさを伴って進行し、展開するサウンドに、咆哮する絶叫ボーカルに、対照的に黒人特有のソウルフルでエモーショナルなボイスで織り成す世界は他に類を見ない。…
スカパンクの音源を多くリリースしていた有名なASIAN MAN recordsからのリリース。 個人的には、このレーベル所属のバンドを受け入れる器がないのだが、唯一手元に残り、受け入れたのがこのアルバムだ。 PROMISE RINGなどのエモ・バンドの影響を随所に感じさ…
東京の激カオティック・ハードコアNEOMASの1stALBUM(single?)。 どことなくサンディエゴ産ハードコア〜THERE IS A LIGHT THAT NEVER GOES OUTなどの流れを感じさせるサウンド。 フィードアップするベースから始まるイントロ、反復し、暗さを助長する不協和音…
エモ・バイオレンスのゴットとも評されるORCHIDの1st single。 蘭というバンド名から連想される美しさとは無縁の狂気的な世界に呆然とせざるを得ない。 速さと激しさ、エモーショナル的な刹那さを随所に散らせながら、発狂するかのように爆発する独特のサウ…
栃木・宇都宮を拠点に活動するNEW SCHOOLバンドGRIND SEASONの1st single(enhancedCDでライブ映像付き) 激情的要素を持つNEW SCHOOLはヤバイと一言で片付けるにはいかない。 攻撃的でメタリックなリフ、悲痛なボーカル、ベースとドラムは力強く疾走感を保ち…
アルバムごとに音楽性を変化させていったPRIMAL SCREAMの1st ALBUM。 JESUS&MARY CHAINのドラムを脱退したボビーは、ノイジー・ギターサウンドのJESUS&MARYCHAINとは全く正反対のネオ・アコースティック、ギターポップ・アルバムを完成させた。 12弦ギターを…
既に独自の世界を確立した京都産NEW SCHOOLの至宝NAIADのデモ。 そのドラマティックで壮大な広がりで幅を広げ、メタリックなリフで切り刻みながら広がる叙情的な要素を備えながら、広がる世界観は、この時点で完全に確立されているのは恐ろしいほどだ。 デモ…
アメリカのエモ/激情ハードコアバンドの1stフルレングス。 デモ・トラック3曲を含む全9曲入り。 激情系とエモ系の曲にはっきりと分かれていて、ジャンル分けしにくいが、そもそもジャンル分け自体ナンセンスだろう。 引き語りの曲もあり、なかなかバラエティ…
黒人革命指導者MALCOM Xが暗殺された地をアルバム・タイトル名にした、非常にポリティカルなメッセージを放つTHIS MACHINE KILLSの1stALBUM。 早急なスピード感漂うBORN AGAINSTやICONOCLASTを彷彿とさせる、レイジング・ハードコア・サウンドに載せて放たれ…
日本が世界に誇ると言っても過言ではない激情ハードコア・バンドENVYの2nd ALBUM。 前身バンドBLIND JUSTICEからのNYHCサウンドから、ENVYとして全く別のバンドとして生まれ変わったターニング・ポイント的なアルバム。 ebullitionなどの激情系/カオティック…
岡山の激情エモーショナル・ハードコア・バンドDIP LEGの1st ALBUM。 サウンドは疾走感と激情感で占められながらも、不定期に静と動の狭間で輝く一瞬の煌きが秘められたかのように安らぎが顔を出す。 聴く者は、その激しさとやさしさを調和させ、哀愁感を注…