ANODE / st (7inch ep)
東京を拠点に活動するANODEの1st single。高知の男道レコードからのリリース。
ENVYの初期を彷彿とさせる激情系ハードコアを軸にしているが、このバンドは音源よりライブを観た方がいい。
もちろん、音源がライブより劣っているのではない。とにかく壮絶の名が相応しいのだ。
全身全霊で歌い、叫ぶボーカルを筆頭に混沌としながらも一体感のあるライブは必見だ。
特にボーカルがライブ終了後、燃え尽きたようにステージ上で微動だしない姿を魅せる。
僕はまだ2回しかANODEのライブを観ていないが、時と場所は違えど、正に全身全霊をライブへつぎ込む姿に言葉に出来ない何かを感じた。
今夏、3rd singleをリリースし、この手のバンドでは古株と言っていいほどの活動歴を誇る彼らの今後への期待は止むことはない。
僕はこんなボーカルを持つバンドを見たことがない。
