2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

hello bastards/LIFETIME(CD)

アメリカ・エモーショナルパンクバンドの2ndアルバム。再結成したのには驚いた。 1stアルバムの延長的路線なのだが、全体的に何歩も突き抜けた感がある。多分、この音源で知名度はアップしたと思われる。 独特の少し篭り気味の甘系ボーカル、アップテンポな…

the roots of dub/KING TUBBY(12inch)

ジャマイカのサウンド・エンジニア、音楽プロデューサー、そしてダブ・サウンド考案者のアルバム。彼のキャリアの中でも初期&代表的な一枚。 リアルタイムでミュージシャンの死に直面したのは彼が最初かも知れない。ネットも無い時代、どうやってあの情報が…

strong reaction/PEGBOY(CD)

アメリカ・メロディックパンクバンドの1stアルバム。この音源は池袋にあった輸入レコード屋"Wave"が地上に店舗を構えていた頃に手に入れた。この辺の音源がワゴンセールに並んでいて、ごっそり買わせていただいた。その内の一枚でもある。よって、思い入れも…

all i hear/LE COUPE(7inch)

アメリカ・インディーポップバンドの1stシングル。 シンプルで音数の少ない楽曲がStacy嬢のアメリカ人離れした爽やかでポップなメロディーラインに非常に合っている。フレンチポップに多大な影響を受けたであろう歌唱法はほのぼのさのあるキュート感満載。ア…

machine gun etiquette/THE DAMNED(CD)

イギリス・パンクバンドの3rdアルバム。 このアルバムはパンクバンドから次のステップを歩み出した転換期とも言える音源だと思うし、初期のパンク色を残しつつも後期のデカダンス的ポップセンスも随所に取り入れてる中期代表作。 "love song"で聴かれる彼ら…

neben dem licht/ENDNOTE(CD)

ドイツ・エモメタルバンドのシングル。 この音源は"von gestern"の1曲に尽きる。Poison The WellやHopesfallを聴いて興奮していた頃を再び味わえる。 繊細な手触り感のあるギター・フレーズの重なり合い、ダイナミックなギター、絶叫するボーカルと確実にリ…

split/MIO,DUCT HEARTS(7inch)

両バンド共にドイツのスプリットシングル。 Mioはベースレスバンドで、スローテンポから徐々に静から動への展開は見事。中盤以降に顔を出すmid90'sなギターフレーズは懐かしく、そして強烈。 Duct HeartsはWishes On A PlanesのメンバーであるDanielによるソ…

you can never have it all/THE LOVE BUTTONS(12inch)

イギリス・インディーポップバンドの1stシングル。ほかにスプリットシングル2枚リリースしているようです。 メランコリックなポップソングに乗る女性ボーカルが堪らない。楽曲自体に斬新さは無いかも知れないが、メロディーは印象深く耳に残る。スライドギタ…

prohibition/GUITAR GANGSTERS(CD)

イギリス・メロディックパンク/パワーポップバンドの1stアルバム。 80年代後半にLink Recordsからリリースされた傑作コンピシリーズ"underground rockers compilation"があるのだが、第1弾ではMega City FourやThe Magnificent、Red Letter Dayなどのバンド…

M.P.L.A/TAPPER ZUKIE(12inch)

ジャマイカ・レゲエ/ダブのプロデューサー、DJの2ndアルバム。 とてもポリティカルな音源であるのはアルバムタイトルが示している。ニューヨークパンクのPatti Smithがこのアルバム(前年にシングル・M.P.L.Aをリリースしているが、それか?)に感銘を受け、ZUK…

clumsy/SAMIAN(CD)

アメリカ・エモーショナルパンクバンドの4thアルバム。 いきなりのメジャーデビューで驚いた。この後にインディーへ逆戻りしたが、名盤と呼ぶに相応しい音源。同時期にメジャーデビューしたJawbreaker"Dear You"と共にもっと評価されて欲しいと思う音源でも…

leave before it’s black/STERLING SILVER(CD)

アメリカ・エモバンドの1stアルバム。多分、アルバムはこれ一枚だと思われるが、シングルとコンピが各一枚ずつリリースされている。 mid90'sエモの流れを汲む極上のエモーショナルサウンド満載。特に2曲目"planet chester horns"の号泣センチメンタルなギタ…

this day all gods die/UNDYING(CD)

アメリカ・ニュースクールハードコアバンドの1stシングル。オリジナル盤はFifth Column Conspiracyよりリリースされ、One Day Saviorで再発された。ニュースクール好きは激マストな音源。 90年代後期はニュースクールバンドは国内外問わず質量共に充実してい…

conflict’s invitation/EYELID(CD)

アメリカ・ニュースクールハードコアバンドのシングル。Justice League,Strife,Death By Stereoのメンバーが在籍。 4曲入りで、特に前半の2曲はドライビングニュースクールナンバー全開。いきなりマックス状態で疾走感溢れるドライビングサウンドからスロー…

fuck your emotional bullshit/SNOWING(7inch)

アメリカ・エモバンドの1stシングル。 この音源には久々に時めいた。American Football,Cap'n Jazz,Promise Ringなどの90'sエモバンドを彷彿とさせるリフとフレーズ、初期The Get Up Kidsを思わせるアッパー気味でキャッチー&エモーショナルなメロディーライ…

snuffsaidbutgorb.../SNUFF(CD)

イギリス・パンクバンドの1stアルバム。イギリスのバンドでは初期パンク以降のバンドではMega City fourと共に最フェイバリットなバンド。 ダイナミックでパワフルなリズム、で哀愁さのあるメロディーライン、Husker Duの影響を感じるダイナミックな轟音ギタ…

st/GREY AREA(CD)

アメリカ・パンクバンドの1stアルバム。 Token Entry,Black Train Jack,Warzone,Desiderataなどのハードコアバンドのメンバーが結成。ハードコアの面影はコーラスパートに感じるが、Save The Dayの1stに雰囲気は近い。メロディックなイメージに塗り固められ…

dig that groove baby/TOY DOLLS(CD)

イギリス・パンクバンドの1stアルバム。 30年以上も活動している数少ないパンクバンドであり、その個性的なサウンドも特筆すべきバンド。性急で瞬発的なギターソロが特徴的だが、コーラスパートはOiパンクの影響を受けている(80年前後のOiパンクバンドは良い…

when reason sleeps demons dance/REASON TO BELIEVE(CD)

アメリカ・ハードコアバンドの1stアルバム。 Sense Fieldのボーカルが在籍していたバンドで、特徴あるボーカルがクラシックなアメリカン・オールドスクール・ハードコアとうまく調和している。エモーショナルなメロディーラインとギターは後のSense Fieldへ…

what’s your favourite colour/LAURA WAITING(7inch)

アメリカ・インディーポップ・ボーカルLaura嬢のソロシングル。 The Autocollants, Cartwheel, Casino Ashtraysなど、幾つものバンドに在籍したLaura嬢のキュートなボイスとシンプルでポップ感全開の楽曲が満載。特にB面のラストを飾る"christmas trees in j…

from her to eternity/NICK CAVE&THE BAD SEEDS(CD)

オーストラリアのオルタナバンドの1stアルバム。 ブルースのカバー曲アルバムを後にリリースする程にブルースを含む黒人音楽の影響が既に存在感を示し、New Wave/Post PunkバンドBirthday Party時代の香りも若干ながら匂わせ、独自のサウンドに仕上がってい…

this is...augustus pablo/AUGUSTUS PABLO(CD)

ジャマイカ/ダブ・ルーツレゲエ・メロディカ奏者の1stアルバム。 インストだが、全編に響き渡るメロディカの音色が奏でるメロディーラインは優しく、強烈。クラシックならではのシンプルさや無音の中から感じ取れるものは十二分にあると思う。"java original…

too bad you’re beautiful/FROM AUTUM TO ASHES(CD)

アメリカ・叙情派ニュースクールバンドの1stシングル。4曲入り。 アコギが叙情さを高め、絶叫ボーカルとスポークンボーカルやコーラスがエモーショナル度を演出しているが、デスボイスなどミリタントな部分も収められている。攻撃的なアッパーサウンドに突如…

anthology/CHRISTIE FRONT DRIVE(CD)

アメリカ・mid90'sエモバンドの編集盤。1stアルバム以前にリリースした単独&スプリットシングルを収録している。 流麗なメロディライン、ギターはダイナミックな中に哀愁さを感じさせる。心地良く響くメロディは全曲共通していて、バンドの目指す方向性は固…

singer/THE BESTIES(CD)

アメリカ・NYインディーポップバンドの1stアルバム。 Epitaph Recordsに移籍したThe Go-Go'sと評されるサウンドだが、パンクの影響は感じない。むしろ、メロディーはThe Supremesに通じる古風でクラシックな感じでアレンジは現代的。どこか懐かしさを感じま…

where you are now/SUNDAY’S BEST(CD)

アメリカ・エモバンドの1stシングル。 温感的なメロディーが秀逸な音源。賞賛すべきはスローテンポな楽曲。それらのメロディーラインに優しく包み込まれる。特に冒頭の"too soon to laugh"は素晴らしい。ビューティフルなメロディーに優しげなギターの旋律、…

from somewhere in the east/JULIETTE(CD)

ポーランド・激情エモバンドの1stアルバム。 悲壮感溢れる悲痛なボーカルで幕を開けるこの音源。90'sフランス激情エモを引き合いに出されているんだが、どうなんだろう?多少感じる部分はあるかも知れない。 正直言って、21世紀に入ってからこんなオリジナル…

words run... as thick as blood /BROTHERHOOD(12inch)

アメリカ・late80's シアトルSxEユースクールバンドのシングルやコンピ参加曲などを収録した編集盤。Ten Yard Fightもカバーした名曲"till death"も収録。バンド名はボストンSxEバンドDYS(early80's〜)の1stアルバムから取られたと個人的には思っているんだ…

etilo eficacia/CARCOMEDHI(download)

スペインのクラストバンドの音源。バンド側がダウンロードアドレスを提供しているので合法的にダウンロード出来る。実はこのバンドは3年前にチェック済みで日本語検索では3年前の自分のブログが出てきた(笑)。 デモ音源なのかアルバムなのか詳細は不明だが、…

split/AT THE PRICE OF THE UNION & SOME SOVIET STATION(7inch)

アメリカ・ポストハードコアバンドのスプリットシングル。両バンド共に単独作も高レベルのセンスの高さを聴かせてくれるんだが、偶然手にしたこの音源と出会わなければバンドの存在自体も知らなかったまま終わっていたかも知れない。両バンド共にDCサウンド…