tranzophobia/MEGA CITY FOUR(CD)

tranzophobia/MEGA CITY FOUR(CD)

イギリスのパンクバンドの1stアルバム。僕の原点的音源の一つ。
80年代終盤のイギリス、LeatherfaceやSnuffなどと共に一大シーンを築いた感があるが、実際にはどうだったんだろう?軽快で軽やかなテンポやリズム感、荒々しさや勢いを感じるギター音、全てをWizの哀愁さが漂う優しさが閉じ込められた美しいメロディーが包み込む。とても癒される。
人によってはパンクの重たさや激しさを強く感じないだろうが、僕は十分にそれらを感じるし、このバンドがパンクだけに影響されたとは思わないが、パンクロックそのものだと思う。ポップ感やメロディアスさには彼ら独特のものを感じるし、ジレンマや葛藤、迷いや不安が心の内部にあっても、聴いてるとそれらを吹き飛ばしてくれる感じがする。ボーカルが違ったタイプだと全く違った印象を受けただろうな。彼の存在は大きいよ。
永遠の名作。
89年作。
http://www.myspace.com/megacityfour