suicide notes and butterfly kisses/ATREYU(CD)

suicide notes and butterfly kisses/A

アメリカ・ニュースクール/エモメタルバンドの1stアルバム。アメリカ・アクション映画"Underworld Evolution"のDVDにビデオクリップが挿入されていたのは驚いた。まさか、この手の音楽がこんなにポピュラーになるとは。
この音源がリリースされた年を境にニュースクール系サウンドから急速に遠ざかることになるんだが、もうパターン化したサウンドに辟易した。メロコアバンドに抱いた退屈さをニュースクールバンドにも感じた。もちろん、全てのニュースクールバンドを否定はしていない。90年代ニュースクールは今でも良質のバンドの宝庫だと思うが、21世紀のバンドに魅力さを殆ど感じない。そんな理由で聴かなくなった。ニュースクールバンドより優先度が高かったユースクルー/オールドスクールバンドも同じ結果に陥った。メロデスとかは殆ど聴かないが、この音源のサウンドメロデスとさほど変わらないと思う。エモいと言われるコーラスやボーカルを除いては。
斬新さをバンド側に常に求めるのは酷だと思うが、もう腹一杯。ファンには悪いが、Gradeの先駆者的サウンドに改めて敬服。この手のバンド聴くならGradeとKeepsakeの1stだけで僕には十分。ここまでメタル要素はなく、展開形式も同じパターンだが、先駆性やオリジナリティーが彼らにはあった。
もう腹一杯的音源レビュー第一弾。第二弾があるかは分かりません