neon/SHADES APART(CD)

アメリカ・エモーショナルハードコア/パンクバンドの2ndアルバム。
1stアルバムはオールドスクール的な要素も感じるハードコアサウンドで、エモーショナルさもそんなに感じなかったが、この音源は一転して、エモーショナルさを前面に出していて、ガラリとサウンドが変化。傑作的三部作アルバムの1作目。
M1"calling"で始まる序章。このアルバムの中では一番インパクトがあり、一番エモーショナルだと思う。高らかなギター、以前よりメロディーを重視した楽曲はメランコリックなギターを中心に展開する。キャッチーでメロディアスなギターソロ。基本的にギターソロは好きでは無いが、この曲ではとても感情的なエモーショナル感が表れていて、すんなり受け入れられる。強引では無い自然体的なギターソロ。三部作ではどれも1曲目が印象的でもある。
M2以降のエモーショナルさは若干抑え目だが、以前の彼らのサウンドとの違いは明白に現れているし、一定のクオリティさがある。そのエモーショナル・サウンドはポストハードコア＋エモ的なサウンドで、抽象的で内省的な歌詞と共に胸に染みる。
released by SKENE! in 1993
http://www.myspace.com/shadesapart