finally... - ONE TRUE THING(CD)

アメリカ・ポップパンク/エモバンドの唯一のフルアルバム。2004年にレーベルを変えて再発されている。ちなみにボーカルはFrom Autumn to Ashesの初期音源にゲストボーカルで参加している。
1994年に若干15才のギターMilan Millevoyを中心に結成されたScarab(スプリット音源有り)が改名したバンドで、最初で最後の単独音源でもある。完全な自分好みの女性ボーカルであるが、世間の評価は分かれている。全体的にはポップパンク/エモの定義からは外れていると思う。前身バンドはSergeを彷彿とさせるポップパンク/エモ系列の曲が多いが、この音源はまるで別バンドかの様に思える。このアルバムを窓から捨てろという評もあれば、2002年のベストという評もあるぐらいで、ポップロックと評される始末。ただ、終盤ではFrom Autumn to Ashesに影響を受けたかのようなメタリックな曲やエモ/ポップパンクな曲もあり、それに救われる。歌声も魅力的。
Released by 10k & 1pt Recordings in 2002
https://myspace.com/onetruething