the lew wallace compilation/V.A(7inch)

アメリカ・激情ハードコア/エモ・4バンドによるイリノイ州エルジンにあるルー・ウォーレス高校の演劇プログラム支援のベネフィトシングル。タイトルにもなっている高校名は南北戦争の将軍/政治家であり、何度も映画化されている小説"ベン・ハー"を書いたルー・ウォーレスである。こういうベネフィト盤を出す辺りにアメリカらしい奉仕精神を感じる。民主主義を根本にした考え以外からはこういうものは生まれないと僕は思うし、真の民主主義が根付いていると感じる。リリース元は高校があるエルジンのレーベル。
Quatro-重厚さが目立つミドルテンポなハードコア。
Twelve Hour Turn-97年録音ということなので、初期音源だと思われる。激情ハードコアよりもエモ色が非常に濃い。
The Vidablue-このバンドの単独音源は持ってると思うが、意外な発見。単音系のリフを中心にシンプル&ドラマティックな展開。そのエモーショナル感は思わず拳を握り締める衝動感を誘う。
The Lazarus Plot-エルジンをベースに活動している女性ボーカル・エモ/インディーロックサウンド。エモ系ギターにシンプルな展開にセンチメンタルな女性ボーカル。終始漂う哀愁感に理屈抜きに染まりたい自分がいる。
released by Lance Harbor Records in 2000?