back to mystery/HANOI ROCKS(LP)

フィンランドのグラムパンクバンドの3rdアルバム。購入当時は90年前後だが、パンクコーナーの棚にあったのをジャケ買い。ナルシストっぽいジャケットが強烈過ぎるが、多分それが購入した理由だろう。
再結成や再結成後に来日していたのも知らなかったし、Ziggyというバンドが容姿も含めた影響を受けていたことも知らなかった。フロントマンで曲の大部分を作っているMichael MonroeがSxEでポリティカルな一面を持っている事も初めて知った。とにかく何も情報も無く購入した音源だが、冒頭の2曲は今でも強烈な印象を受ける。
ちらっと検索するとこの音源ら対する評価は高いみたいだ。ジャンルは違うが、Psychotic Youthに通じる曲名から連想されるのはアメリカ西海岸。1曲目はアコギのインストで、叙情的な雰囲気だが、2曲目"malibu beach nighitmare"ではガラっと雰囲気が変わる。メロディアスなメロディー、ロックンロールな心地良いスピード感やドラムライン、サックスやキーボードを含めた統一感は正に一級品。久し振りに聴いたが、一種の開放感を得られた。
略奪的売却を経て、買い戻した音源。CD化されているが、この音源はやっぱりアナログ盤が似合うと思う。青春的一枚。
released by Lick Records in 1983
http://www.myspace.com/hanoirocksofficial