slaughter of the soul/AT THE GATES(CD)

slaughter of the soul/AT THE GATES(C

スウェーデン/メロディック・デスメタルバンドの4thアルバム。
新宿西口のパンク/ビジュアル系服屋で手に入れた。ハードコアの中古盤コーナーにあったのでハードコアだと思ったが、偶然にも生まれて初めてメロデスバンドの音源を手にすることが出来た。当時は叙情派ニュースクール系に傾倒していた時期だったので、自分的にはストライクな音だと即お気に入りの一枚に。入手した場所もある意味特殊だったので記憶に残っている。
メロデスの音源なんて片手ぐらいの数しか持ってないが、タイトル曲はメタル好きじゃない僕でも名曲だと思うし、3分の中に詰め込まれたメロディアスでドラマティックな様式美的展開は素晴らしい。普段レビューしているバンドとはスタイルが違うが、上下に爆発するエモーショナルな津波はジャンルは違えど気持ちいいし、最高にカッコ良いと思う。エモバンドそのものなパートもあるのが意外だが、メタル特有のギターソロはお決まりなのでそれを苦手としている自分に全曲はきつい。このアルバムはメタル系に限らずニュースクール系のバンドにも影響を与えたらしい。その理由は分かる気がする。タイトル曲は今でも余裕でリピートしまくりで聴けるが、タイトル曲以外のリピートはきつい。完成度が高い音源だとは思うが、つくづくメタルに縁が無かったと再確認出来た。
ある意味メロデスの完成された形と評されているのは分かる気がするし、これから聴こうと思ってる人には良い入門盤なのかも知れない。
叙情派ニュースクール好きも聴いて欲しい一枚。
released by Earache Records in 1995
http://www.myspace.com/atthegatesband
Earache Records
http://www.earache.com