lurid traversal of route 7/HOOVER(CD)

lurid traversal of route 7/HOOVER(CD

1992〜94年に活動していたアメリカ・ワシントンDC・ポストハードコアバンドの1stアルバム。Wind Of Change,Admiralのメンバーを中心に結成された。
後発のバンドに多大な影響を与えたであろう不協和音ギターに変拍子リズム、ギターの旋律や楽曲の展開。どれもが強烈で新鮮で衝撃的だった。ダークトーンな印象で統一された感があるが、間逆の印象を受けるシンプルなエモーショナルなインストナンバーも収録されていて、今考えると、解散後に結成したバンドへの布石の一つになっていたのかなと思う。
メンバーは解散後、Regulatorwatts,Radio Flyer,Abilene,Sevens,The Sorts,Andalusians,The Crownhate Ruin,Sea Tiger,June Of 44,Himなどのバンドを結成。特にThe Crownhate RuinはHooverの延長線上にあるバンドだと思うので好きな人はチェックして欲しい。そして忘れてならないのはRadio Flyer。exHooverのバンドだとは知らずに購入したのは良い思い出。センスの良いlate90'sエモ・ポストハードコアバンド。これもまたカッコ良い。気が向いたらレビューしようと思う。
2004年に再結成し、ヨーロッパツアーした時の映像がYoutubeなどで観れるが、その巨漢化したボーカルにショックを受けた。その彼がHoover結成前に在籍していたWind Of Changeのメンバーが結成したKerosene 454,Samuelなどの良質なポストハードコア/エモバンドを結成している。
現存するバンドに多大な影響を与えた偉大な一枚。released by Dischors Records in 1994
Dischors Records
http://www.dischord.com