split/BUFFERINS&LAST DAYS OF APRIL(CD)

札幌vsスウェーデン。各バンド4曲収録。
BUFFERINSは1stアルバム後のリリース。路線的には1stアルバムの延長上なのだが、10年以上活動している彼らの初期に値するであろう作品群の中で最高傑作だと思う。ボーカルや楽器の持つ音の一つ一つが聴く者を別世界へ導くかのように訴えかけてきます。メランコリックなパラレルエモーショナルワールド。初期衝動的な感動が心の底から湧き上がってくる。
LAST DAYS OF APRILはこの音源で存在を知ったのだけど、スウェーデンのバンドの持つ特有なメロディーラインや楽曲は健在。
このバンドのボーカルの声質は苦手なのだが、全く気にならない。むしろ、非常にマッチしているので心地良い。
乾いたギターの音色が印象的で、ドラマティックな展開に彩りを加え、煽る。
北国発バンドの魅力を伝える好音源。