st/THE SMITH(CD)

st/THE SMITH(CD)

80年代のネオアコギターポップ、ロックを代表するバンドの1stアルバム。
U2の初期4枚のアルバムと共に、僕の中でのロックという概念を吹き飛ばした歴史的一枚(ネオアコでは他に幾つか重要バンドはあるのだが。例えばハウスマーティンズやマイティ・レモンドロップスなど)。リアル体験はラストのライブアルバムからなので、全て後追いですがね。彼らのアルバムの中でトータル的に一番好きな一枚。
音楽性より、ボーカルであるモリッシーの思想やその歌詞に注目が集められた感があるが、僕はこの手のバンドの歌詞には(初期U2は除く)インスパイアを受けず、共感を覚えることもない。歌詞に影響を受けたり、考えさせられるのはハードコアやパンクと呼ばれるバンドが圧倒的に多いのだ。
それよりも、作曲者であるギターのジョニーマーの奏でる独特なギター音が素晴らしいのです。もの悲しいオルガンの音色も哀愁を誘い、決して明るい音楽とは言えないだろう。でも、好きなんですね。
シングルB面、BBSでのラジオセッションなどを加えたコンピレーションアルバムHATFUL OF HOLLOWも外せないです。