Blurred In Six - FRICTION(CD)

Blurred In Six - FRICTION(CD)

アメリカ・エモパンクバンドが唯一残したアルバム。ディコグラフィー盤もリリースされているが、オリジナルアルバムはこの一枚だけ。Braid、Certain People I Know、Hey Mercedes、Lifted Bells、Orwell、Slaphappy、The Patrick Dance、The Sky Corvairのメンバーが在籍。
エモ度の完成度、斬新なアイデアに脱帽。ポップパンクと90'sエモの絶妙な融合も衝撃的だが、エモパートのレベルの高さとメンバーが十代だったのも衝撃的。時代の息吹を感じるオリジナリティー溢れる楽曲の数々にリスペクト。ジャンル確立前の音が心に響く名盤。
released by Allied Recordings in 1993
http://www.facebook.com/alliedrecordings
http://alliedrecordings.blogspot.com

久し振り

ウィジャ ビギニング 〜呪い襲い殺す

しばらく放置してましたが、明日からレビュー再開。楽しみにしてる人なんて居るのか?

今年のホラー映画ワーストワン。死霊館 エンフィールド事件を今年初めに観たが、ドアを挟んでの夫婦シーンに笑った。露骨過ぎる演出で長かった。シリアス系ホラーで笑ったの初めてだ。しかもラストは名前を唱えるだけで悪霊退散。簡単じゃのう。
今年のホラー映画ベストワン。アナベル 死霊人形の誕生にも出演してるルル嬢主演のウィジャ ビギニング 〜呪い襲い殺す。ちなみにアナベル 死霊人形の誕生死霊館 エンフィールド事件は繋がってるんだよね。評価は高くないが、切なくてラストも衝撃的な内容。憑依されてからのドヤ顔シーンが凄かった。

LA暴動のドキュメントは凄かった。黒人系はアジア系より虐げられてたんだな。交差点に進入する車を片っ端から襲う暴徒。韓国系住民達が撃ちまくってた。警察は無介入。州兵投入。街の遠景は正に黙示録系映画。あちこちに上がる火の手。自分はバンコクで実際に見た。バスが停車しないで客降ろしてた。動いてるバスから飛び降りる経験をした。出発前に荷物は全部車内に入れろと言ってた訳が分かった。でも、ロス暴動では黒人系とヒスパニック系は団結してた。あれ以降、ギャング系は抗争してたみたいだが。韓国系クリーニング店を略奪したが、略奪された側に黒人系がたくさん居たのは何とも言えなかった。日本に生まれて良かった。でも、欧米より先に爆弾テロが起きたのは日本。

The Reason I Failed History - CROSS MY HEART(CD)

The Reason I Failed History - CROSS

アメリカ・エモバンドの4曲入り1stシングル。Government Issue、The Hidden Hand、War On Women、Liars Academy、Daybreak、Blocko、Kent State、Latebloomer、The Pee Tanks、Dead Red Seaのメンバーが在籍。
1stアルバム後のリリースだが、初期衝動的な激しさも加わったサウンド。タイトル曲だけは異色で、日本のSwitch Styleにエモを加えた感じ。個人的に度肝を抜かれた。Switch StyleやBench Warmerkを思い出すグループ感と絶対的な哀愁感が素晴らしい。イギリスにタイトル曲と同名エモバンドがいるのだが、Mineralのカバーをしてるので、この曲からバンド名を取った可能性も。同じ味付けだと飽きるが、そういうこと。
Dim Mak Records in 1999
http://dimmakrecs.com
https://myspace.com/crossmyheart1997

Supermarket - MEXICAN PET(CD)

Supermarket - MEXICAN PET(CD)

アイルランド・インディーロック/パンクバンドの3曲入りラストシングル。タイトル曲は2ndアルバムに収録されてるが、アレンジと曲の長さが違う。In Motionのメンバーが在籍。
自分の知る限り、唯一のインスト曲を収録。エモ/ポストロック系で、イントロがその手のバンドと全く違うが、その後の展開の衝撃度が高い。インスト曲はアルバム1枚聴くのは辛い派なのだが、難なく聴ける。他の曲とは違う哀愁度とエモーショナル感は最高。
タイトル曲は躍動感溢れる疾走ナンバー、2曲目は静寂感を伴うインストナンバー、3曲目はミドルテンポナンバー、緩急つけた選曲も最高。ジャケットの絵柄もMega City Four的で最高。
Christie Front Drive
released by Blunt in 1997
https://myspace.com/mexicanpets

humbucker - MEXICAN PET(CD)

humbucker - MEXICAN PET(CD)

アイルランド・インディーロック/パンクバンドの2ndアルバムでラストアルバム。In Motionのメンバーが在籍。
エモ/ポストロックの影響が伺えるが、核は前作の延長線上。絶妙な泣きのメロディーと独特な音楽性が素晴らしい。特にシングルカットされた"supermarket"から始まる中盤は圧巻。静と動に絡まるエモーショナルの嵐が心地良く響く。全く評価されてないが、自分的には90年代中期を代表するバンド。
released by Blunt in 1997
https://myspace.com/mexicanpets

the voice of trucker youth - MEXICAN PET(CD)

the voice of trucker youth - MEXICAN

アイルランド・インディーロック/パンクバンドの1stアルバム。In Motionのメンバーが在籍。
Therapy?のメンバーが創設したレーベルBluntからのリリース。1995年にリリースしたミニアルバムと収録曲が被ってるが、バージョンが違うので要注意。HIM KEROSENE、初期STARMARKETと同じ匂いを漂わす名曲のオンパレード。特に中盤から終盤のエモーショナル度の高さに心が揺さぶられる。某サイトではSonic YouthFugaziを引き合いに出してたが、理解出来ない。自分なら絶対にHIM KEROSENE、初期STARMARKETを引き合いに出す。Youtubeにもバンドか関係者らしき人が動画を上げてるので、気になる人はチェックを。絶対に埋もれさせてはいけないバンドの名盤。
released by Blunt in 1996
https://myspace.com/mexicanpets

we also are what we haved ruined - RAVI(CDR)

we also are what we haved ruined - R

フランス・エモバンドのデモ。
元々はポップパンクバンドだったが、以前の面影を感じさせない大変化。Lifetimeや初期Saves The Dayの影響を感じるが、十分な個性感も発揮。流れるようなスピード感やエモーショナル感は同時期のEndzweckなどの日本バンド好きにも受け入れられると思う。今は知らないが、当時のフランスにはエモの首都であるカーンという町があり、このバンドもそこ出身なので影響を受けたのかも。人口十万そこそこでエモの首都。日本で同じくらいの人口規模でバンド活動が盛んな町と言えば、岡山の津山とかか。そういえば、フランスのバンドは結構聴いてるが、パリのバンドは滅多に無かった気がする。まあ、デモ音源とは言え、完成度とオリジナリティーは高いし、遊び心あるラスト2曲もやばい。
self released in 2002
https://ravi.bandcamp.com