ポーランド戦の時間稼ぎ

昨年のU20ワールドカップ・グループステージ最終戦で日本がイタリアにやられたのと同じだった。日本が堂安の2得点で追いついた。4人抜きの同点ゴールはしびれたが、イタリアには脅威だったろ。試合終盤5分以上のパス回し。両者引き分けで決勝トーナメント進出決定だったから、日本もボールを執拗に追わなかった。勢いは追いついた日本にあったし。とにかく、ポーランド戦は大バクチだった。ロスタイムにセネガルは点を入れる力が十分あった。
久保や中島、堂安、鈴木の海外組を招集しておけば、高徳もあんなポジションで使わず、パラグアイ戦みたいに長友の代わりに使えたし、中島はトップ下でも使えたのに。

ここ一ヶ月、Nitro mega prayerを聴いてる。ワールドカップに合わせて、某曲の勝手に脳内変換。争いを戦いにとか。やっぱりオリジナリティーと個性感を持つバンドを自分的には今の時代に感じない。エモとかブームになったけど、Mineralのアルバムが2万枚突破でニュースになった時代が懐かしい。

THE BELKO EXPERIMENT(12inch)

THE BELKO EXPERIMENT(12inch)

2017年・アメリカ映画のサントラ盤。サラリーマン・バトル・ロワイヤルという邦題だが、国内盤はリリースされてない。沈黙、デッド、インファナル、パラノーマル、アウトレイジに並ぶ安易な邦題。セガール主演だけど、セガールも含め、登場人物全員悪人という映画を最近観たが、さすがに沈黙シリーズは無理がある。残酷非道のセガールだぞ。改めてランボーという邦題を考えた人の偉大さを再認識。
ベルコ社コロンビア支店内の殺戮&サバイバル映画で、劇中で一発目に流れるのが1978年にリリースされたグロリア・ゲイナーのI Will Surviveのスペイン語カバー。スペイン生まれでアメリカ在住のJose Prietoが歌うYo Vivire。グロリア版はテレ朝のやべっちF.C.のオープニングナンバー。原曲と対照的な哀愁度全開カバーYo Vivireはフラメンコ調のギターも交えて侵食度を増す。原曲の歌詞は前向きな応援ソングみたいな感じなのだが、映画の内容にマッチしてるし、一曲目に相応しい。California Dreamin'のカバーもラテンバージョンとロックバージョンの二曲収録されてるが、Yo Vivireのインパクトが強すぎる。原曲なんて、このカバーを聴いてから初めて一曲丸々聴いた。このカバーを聴かなかったら、丸々聴くことはなかっただろう。とにかく心に響く悲しげなメロディーが絶品。パワフルさを感じる原曲と正に対照的。タモリ空耳アワーにも登場するかも知れないパートもある。興味ある人はYoutubeとかで検索を。歌詞や映画内容とマッチしてる日本語だ。ちなみに収録されてるCalifornia Dreamin'のカバー2曲に感じるものは何も無かった。
released by Lakeshore Records in 2017
http://www.lakeshorerecords.com

s/t - THE RESTLESS(12inch)

s/t - THE RESTLESS(12inch)

アメリカ・パンク/パワーポップバンドが唯一残したアルバム。The Jumpersのメンバーが在籍でThe Jumpers時代の曲も再収録されている。
This Is It! Greater Buffalo's Greatest 1977-1984というボストンのパンクバンドのコンピ盤があるが、The Jumpersの曲から取ったと思う。The Jumpers時代も初期パンクの荒々しさは無く、ポップ感を前面に押し出していたが、オープニングナンバー"She's So Fine"は圧倒的なパワーポップの名曲。これを否定されたら、音楽の話はしたくない。イントロからメロディー、全てが完璧で心地良い。ただ、このインパクトとクオリティーが他の曲に無いのが残念。未だにCD化されてないのも仕方が無いかも知れないが、"She's So Fine"はその価値は十分にある。
released by Warner Bros Records in 1984

Blurred In Six - FRICTION(CD)

Blurred In Six - FRICTION(CD)

アメリカ・エモパンクバンドが唯一残したアルバム。ディコグラフィー盤もリリースされているが、オリジナルアルバムはこの一枚だけ。Braid、Certain People I Know、Hey Mercedes、Lifted Bells、Orwell、Slaphappy、The Patrick Dance、The Sky Corvairのメンバーが在籍。
エモ度の完成度、斬新なアイデアに脱帽。ポップパンクと90'sエモの絶妙な融合も衝撃的だが、エモパートのレベルの高さとメンバーが十代だったのも衝撃的。時代の息吹を感じるオリジナリティー溢れる楽曲の数々にリスペクト。ジャンル確立前の音が心に響く名盤。
released by Allied Recordings in 1993
http://www.facebook.com/alliedrecordings
http://alliedrecordings.blogspot.com

久し振り

ウィジャ ビギニング 〜呪い襲い殺す

しばらく放置してましたが、明日からレビュー再開。楽しみにしてる人なんて居るのか?

今年のホラー映画ワーストワン。死霊館 エンフィールド事件を今年初めに観たが、ドアを挟んでの夫婦シーンに笑った。露骨過ぎる演出で長かった。シリアス系ホラーで笑ったの初めてだ。しかもラストは名前を唱えるだけで悪霊退散。簡単じゃのう。
今年のホラー映画ベストワン。アナベル 死霊人形の誕生にも出演してるルル嬢主演のウィジャ ビギニング 〜呪い襲い殺す。ちなみにアナベル 死霊人形の誕生死霊館 エンフィールド事件は繋がってるんだよね。評価は高くないが、切なくてラストも衝撃的な内容。憑依されてからのドヤ顔シーンが凄かった。

LA暴動のドキュメントは凄かった。黒人系はアジア系より虐げられてたんだな。交差点に進入する車を片っ端から襲う暴徒。韓国系住民達が撃ちまくってた。警察は無介入。州兵投入。街の遠景は正に黙示録系映画。あちこちに上がる火の手。自分はバンコクで実際に見た。バスが停車しないで客降ろしてた。動いてるバスから飛び降りる経験をした。出発前に荷物は全部車内に入れろと言ってた訳が分かった。でも、ロス暴動では黒人系とヒスパニック系は団結してた。あれ以降、ギャング系は抗争してたみたいだが。韓国系クリーニング店を略奪したが、略奪された側に黒人系がたくさん居たのは何とも言えなかった。日本に生まれて良かった。でも、欧米より先に爆弾テロが起きたのは日本。

The Reason I Failed History - CROSS MY HEART(CD)

The Reason I Failed History - CROSS

アメリカ・エモバンドの4曲入り1stシングル。Government Issue、The Hidden Hand、War On Women、Liars Academy、Daybreak、Blocko、Kent State、Latebloomer、The Pee Tanks、Dead Red Seaのメンバーが在籍。
1stアルバム後のリリースだが、初期衝動的な激しさも加わったサウンド。タイトル曲だけは異色で、日本のSwitch Styleにエモを加えた感じ。個人的に度肝を抜かれた。Switch StyleやBench Warmerkを思い出すグループ感と絶対的な哀愁感が素晴らしい。イギリスにタイトル曲と同名エモバンドがいるのだが、Mineralのカバーをしてるので、この曲からバンド名を取った可能性も。同じ味付けだと飽きるが、そういうこと。
Dim Mak Records in 1999
http://dimmakrecs.com
https://myspace.com/crossmyheart1997

Supermarket - MEXICAN PET(CD)

Supermarket - MEXICAN PET(CD)

アイルランド・インディーロック/パンクバンドの3曲入りラストシングル。タイトル曲は2ndアルバムに収録されてるが、アレンジと曲の長さが違う。In Motionのメンバーが在籍。
自分の知る限り、唯一のインスト曲を収録。エモ/ポストロック系で、イントロがその手のバンドと全く違うが、その後の展開の衝撃度が高い。インスト曲はアルバム1枚聴くのは辛い派なのだが、難なく聴ける。他の曲とは違う哀愁度とエモーショナル感は最高。
タイトル曲は躍動感溢れる疾走ナンバー、2曲目は静寂感を伴うインストナンバー、3曲目はミドルテンポナンバー、緩急つけた選曲も最高。ジャケットの絵柄もMega City Four的で最高。
Christie Front Drive
released by Blunt in 1997
https://myspace.com/mexicanpets